Foros: ドキュメント作成 (Thread #35349)

【電子線トモグラフィー】ラフ・アラインメントの参照像について (2014-04-21 15:31 by kinoshita-eos #72730)

以前に下記の回答を頂きました。

> > 3. ラフ・アラインメント
> >  (Q)「単粒子解析」と同じ方法でよいでしょうか。

> 基本的な考え方は同じですが、角度がある程度最初からわかっているか
どうかが違いますので、問題は易しくなります。

【質問内容】
「角度がある程度分かっている」ということは、最初に使用する参照像は
電顕画像(2Dセット)からそのままmrc3Dto2D(フィルタ逆投影)を使って3次元像を作ったものを使用するのでしょうか。

Re: 【電子線トモグラフィー】ラフ・アラインメントの参照像について (2014-04-21 17:27 by tacyas #72733)

[メッセージ #72730 への返信]
> 以前に下記の回答を頂きました。
>
> > > 3. ラフ・アラインメント
> > >  (Q)「単粒子解析」と同じ方法でよいでしょうか。
>
> > 基本的な考え方は同じですが、角度がある程度最初からわかっているか
> どうかが違いますので、問題は易しくなります。
>
> 【質問内容】
> 「角度がある程度分かっている」ということは、最初に使用する参照像は
> 電顕画像(2Dセット)からそのままmrc3Dto2D(フィルタ逆投影)を使って3次元像を作ったものを使用するのでしょうか。


 このラフ・アラインメントは、角度の近い画像間の相関により、異なる傾斜像が同じ傾斜軸(0度画像の中央(y軸)を軸として仮定します)を共有するように平行移動することを示しています。

つまり、2度刻みの画像を撮影した場合、
最初に0度を参照画像として、2度の画像の位置合わせ(平行移動)を行います。
次は、位置合わせの終わった2度の画像と4度の画像を位置合わせ(平行移動)を行います。最高角度までおわったら、つぎは、0度と−2度といった感じで合わせていきます。もう少しよいアルゴリズムもあり得ますが、まずは、これが基本です。
Responder al #72730