トライピークスのLinux起動短縮ソリューション、パイオニアのプラズマTVが採用

 トライピークス(本社:東京都品川区)は2008年6月25日、同社の組み込みLinux製品向け起動時間短縮ソリューション「TP InstantBoot」が、パイオニアの北米向けプラズマテレビに採用されたと発表した。

 TP InstantBootは、システムメモリおよびCPUレジスタの内容をスナップショットイメージとして保存し、機器の電源投入時に復元する。カーネルやアプリケーションのロードや初期化時間を省略することで、システム全体の起動時間を短縮できるという。

 採用したのはプラズマTV「KURO」の北米向け4製品、欧州向け3製品で、さらに他のモデルにも搭載される予定という。同ソリューションのデジタルテレビ分野での採用は、三洋電機のデジタル液晶テレビ「SX200」シリーズ(2007年10月発売)、日本ビクターのハイビジョン倍速液晶テレビ「LT-32LC305」(2008年2月発売)に続くものとなる。【鴨沢 浅葱/Infostand】

トライピークス
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